空き巣や強盗から家を守るために、窓の防犯について考えましょう。
戸建て住宅や集合住宅の低層階の住戸を狙う住宅侵入盗にとっての入り口は、玄関ではなく窓だと考えたほうがいいかもしれません。
ここでは、窓ガラスとサッシについて弱点と対策をまとめていきます。
窓からの侵入方法で一番多いのは、ガラスを割ってクレセントをはずし、サッシを開けることです。
人が入れる穴をガラスに開けることは滅多にないので、サッシが開かないようにすればいいと考えているのです。
対策はガラスの強化と補助錠の設置でしょう。
警察庁や民間団体などが参加する、官民合同会議で防犯性能が高いと認定した防犯ガラスの仕様は、全部で4種類あります。
最も安価なのが、厚さ3cmの板ガラス2枚の間に厚さ30ミル(0.76cm)の中間膜を入れたタイプです。
価格は板ガラスの約3倍になります。
また、防犯ガラスの網入りを採用する際は、通常より熱割れを起こしやすくなることに注意しましょう。
熱がこもらないように、窓にポスターを張ったり、窓際に家具を置いたりすることは避けた方がいいでしょう。
サッシごと交換するのではなく、既存サッシに防犯ガラスを入れる場合は、以下のような問題があることに気をつけてましょう。
1、ガラスののみ込み寸法が不足してこじ開けられやすくなる。
2、ガラスの厚さによってはサッシの溝幅に入らなくなる。
3、ガラスの重さでサッシの動きが悪くなる。
どの窓を強化すべきか見極めることも重要です。
通りから見通しが悪い1階の窓と、バルコニーや足場に近い窓が最優先になるでしょう。